近江守久道 | 刀剣 | 買取作家・取扱い品目 | 福岡の絵画・美術品高価買取なら美術品店「豊後」

近江守久道（おうみのかみひさみち）は江戸時代延宝頃の山城国の刀工です。堀六郎兵衛と称する。新刀上作にして良業物。京五鍛冶の一人です。「近江大掾源久道」「近江守源久道」「近江守久道」などと切り、菊紋あるいは枝菊紋を切り添えます。

寛永三年江州野州郡野村の堀勘左衛門の弟として生まれ、京にのぼり二代目伊賀守金道の門人となり、三品姓を許されて久道と銘します。はじめ近江大掾を受領、のちに近江守に転じました。正徳元年、八十五歳にて没します。寛文五年より元禄の末年頃までの作刀を見る。元禄になると嫡子の久次（二代目久道）との合作を見る。

三品派の「伊賀守金道」、「和泉守来金道」、「丹波守吉道」、「越中守正俊」ら四兄弟に「近江守久道」を加えて京五鍛冶と称され、埋忠派、堀川派と並び江戸時代を通じて栄えました。

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