買い取りについて | 福岡の絵画・美術品高価買取なら美術品店「豊後」

この度は弊社のホームページをご覧いただき有難うございます。はじめまして。「美術品店　豊後」代表、三好伸幸と申します。弊社は創業約40年の会社で、私で2代目となります。古美術の世界に入り、たくさんのお客様との出会いによって、礼儀や人との付き合い方、人の話を聞く大切さ、古物商とはどうあるべきかなど様々な事を学んできました。

毎月開催しているオークションでは、競り人（オークショニア）を長年務める事で、美術品の真贋や相場感、取り扱い方などを身に付けて参りました。また若い時分から国内だけに限らず、中国、台湾、韓国などで様々な活動をしてきた事によって、アジア圏のお客様との交流が深まり、幅広い販売ルートを築くことが出来ました。

長年お付き合い頂いている国内外の同業の方々の助けもあり、九州地方では唯一の大規模な中国オークションを年に3回開催しております。近年、高騰している中国美術品の処分や委託販売等の相談も多数頂いております。もちろん毎月開催しているオークションでは、茶道具や掛軸、刀剣、西洋美術、着物など時代やジャンルを問わず幅広く対応しております。ご相談・ご出品頂いたお客様に満足して頂けるよう日々努力と工夫を重ねております。

弊社の恒例行事として、九州・山口地方の業者によるグループ「三人茶舫」で、福岡市天神にある警固神社内で、年に3回鑑定会を兼ねた展示会と、台湾でも年に2回文化交流を兼ねた茶道具の展示会を開催しております。これらの活動も地道に続けてきた事で、毎回楽しみに来て下さるお客様の数も徐々に増えており、料理屋さんやお茶やお花の先生、コレクターの方など、様々な職種の方と交流できることに喜びを感じております。利益だけを追求するのではなく、日本の文化を広めていく発信地の一つになれるよう試行錯誤を重ねながら取り組んでおります。

買い取り、鑑定に関しましては、礼をもって尽くす事を第一としております。常に丁寧な対応を心掛け、お客様の立場に寄り添ってお手伝いさせて頂いております。ご両親やご先祖様から受け継がれてきた骨董品や掛軸、茶道具等には、様々な想いや歴史が詰まっている事でしょう。その様な長年大事にされてきたお道具を次の世代へと橋渡しさせて頂くのが私たちの役目です。特に思い入れの深い品々は、手放される決断に時間を要する場合もございます。弊社の査定後に、ご家族や親戚の方々とゆっくり相談されても構いませんし、どんな事でもご相談ください。納得して頂いたのちに気持ちよく分けて頂いた品物こそ、良いご縁によって次の持ち主に引き継がれると考えているからです。

「美術品店　豊後」では、一度の取り引きだけで結果を求めるのではなく、お互いが満足しあえる関係を構築し、お客様と長くお付き合いさせて頂く事が重要だと考えております。この地に店を構え商売を続けていくからこそ、信用の積み重ねを大切にしたいのです。これからも支えて下さる周りの方々やお客様とのご縁に対して感謝の気持ちを忘れずに、日々励んでまいりたいと思います。