豊後では刀剣を高価買取しています。
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刀剣の高価買取ポイント
作者名や製造年月日からおおよその価値が判別されますので、銘の真偽、 茎の形や鑢目(やすりめ)、錆色が自然なものかなどが重要なポイントとなります。
但し無銘の日本刀だからといって全てが安い訳ではありません。
時代をしっかりと想定して、おおよそ古刀期(1596年以前)のものなのか新刀期(1596年以降)のものなのかに分け、生まれの良い刀には、適正な値段で買取をさせて頂きます。
そして一般的に拵(こしらえ)と呼ばれる刀装具が付いている方が買取価格が高くなりますので、鍔や柄、鞘の状態などを細かく丁寧に拝見いたします。
刀や刀装具に公益財団法人 日本美術刀剣保存協会が発行する鑑定書が付属していると、本物であると同時に品質の良さの証明のもなりますので、更に高額査定が見込めます。
鑑定書とは違う形式の証明の仕方で、鞘書(さやがき)という権威のある個人鑑定家が刀剣の正真保証をするものがあり、これによって買取アップに繋がる可能性もあります。
刀は鉄で出来ていますので、保管状態が悪かったり手入れを怠ったりすると錆が生じます。一年放置しただけでも修復困難な状態になる場合があります。
また実戦で使われた刀剣には切り込み疵や刃こぼれ、刃切れなどがあったり、未熟な刀工の作になると、膨れや鍛え疵と言われる欠点が表面に現れてきます。
処分をお考えの方は研磨や修理をされる前に、そのままの状態で拝見させて頂いた方が高額買取に繋がる可能性が高くなりますので、お気軽にご相談下さい。
※日本刀・刀剣のお取引には、「銃砲刀剣類登録証」というものが必要です。各都道府県教育委員会発行の銃砲刀剣類登録証があるかをご確認ください。
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刀剣の
よくあるご質問
- 押入から刀が出て来ました。 扱い方も分からないですが見てもらえますか?
そのままの状態で拝見させて下さい。 現状での査定価格や保管方法などお客様のニーズに合わせてご提案させて頂きます。
- 傷やサビがある刀でも買取してもらえますか?
勿論大丈夫です。 但し傷やサビを放置すると劣化が進み価値がどんどん下がってしまいます。 早めにご相談頂く事をお勧めします。
刀剣の買取について
日本刀について
日本固有の鍛冶製法によって作られた刀類の総称であり、日本では古墳時代以前から製作されていましたが、一般に日本刀と呼ばれるものは、平安時代末期に出現してそれ以降主流となった反りがあり刀身の片側に刃がある刀剣のことを指します。かつては侍や大名など地位の高い人が所有しており、ただの武器としてだけでなく、自分の権威を象徴する用途としても使われました。
日本刀は日本古来の美術品としての人気と価値が非常に高く、波紋の美しさと刃の輝かしさは世代を問わず、果ては海外の方すらも魅了します。一方で、市場に出回る数は少ないので買取価格も上昇傾向です。
歴史ある刀は国宝や重要文化財としても扱われており、美術館や博物館におもむけば、模造品ではない本物を見ることができます。
現在では、日本の刀工が日本の玉鋼を使用して作った刀以外は日本刀として認めていません。
日本刀の魅力といえば美しい反りの部分ですが、実は日本刀の原点ともいえる直刀は反りがなく、真っ直ぐな刃物です。
直刀に反りができ始めたのは、平安時代中期以降と言われています。
その時代の戦闘様式、そして実用性を上げるために改良を重ねられていったため、日本刀の反りを見れば、いつの時代に作られた物かが分かるとも言われています。
日本刀と言えば、時代劇などで見る長い刃をイメージされるかもしれません。ですが、実際には大きく分けて「太刀、刀、脇差、短刀」という4タイプに分類され、それぞれ刃の長さなどの形態が異なります。
なお偽物ではなく、美術品として日本刀を模して造られた「模擬刀」という品物があるのをご存じですか?こちらは骨董品としての価値はそれほど高くないものの、居合をされている方や日本のお土産として買われる海外の方からの需要も多いことから買取対象となっておりますので、お問い合わせください。
刀剣類の種類
太刀
太刀とは主に平安時代後期から室町時代初期に活躍した刀で、美術館や博物館で見られるのはこのタイプが多いのです。
反りが強く、刃長は2尺3寸~6寸(70~80cm)ほどの長さが一般的で、削って短くなると刀と呼ぶこともあります。
刀
時代劇にでてくる刀剣の大半は刀で、室町時代中期から江戸時代末期に活躍していました。寸法は2尺(60.6 cm)以上と、太刀よりも短く反りも少ないのが特徴です。乱世を生き抜く為、すぐに鞘から抜けるよう工夫されており、ここから居合術が発展しました。切れ味はもちろんですが、江戸時代の大名は美術品としての価値も見出しており、高価な贈り物として利用しています。
脇差
脇差は刀と揃えて作られており、刀の補助としての役割もあります。寸法は1尺(30.3 cm)以上、2尺以下ほどで正規の刀ではないという位置づけであり百姓や商人であっても携帯することが許可されていました。
短刀
短刀は腰刀や九寸五分と呼ばれることもあります。寸法は1尺(30.3 cm)以内と小型で、本阿弥家では四寸から五寸の大きさのものは刀を携帯することが許されない席で身を守るため懐刀として重宝されました。
槍
槍とは長い柄の先に穂と呼ばれる先のとがった刃先を付けた武物で武器として最も長い歴史があります。槍も日本刀の一種です。穂や柄のタイプによっていくつかのタイプがあります。
素槍
穂の長さが16~30cmで最も一般的。
室町時代は比較的短く約16cm、江戸時代になると21cm位の
長いものが使われるようになった。
大身槍
穂の長さが30㎝以上ある槍。
管槍
素槍に管を付けて突出力を向上させたもの。
鎌槍
穂の部分に鎌を付けたもの。
片鎌槍…鎌槍の中で刃の片側のみが鎌になっているもの。
十文字槍…左右に鉤が付いたもの。
短槍
室内の護身用などに使用されたもの。
柄は太く、短い穂が付いている。現存する槍にはこの種類のものが多い。
穂は10cmくらいの短いものが多い。
駕籠槍…駕籠に乗っている時に襲いかかる敵を内側から攻撃する時などに使用できる突きの性能を高めた刃長の短い鋭利なもの。
薙刀
薙刀(なぎなた)とは、長い柄の先に反りのある刀身を装着した武具で、奈良時代から平安時代に登場した日本の長柄武器の一種です。
軍刀
軍刀(ぐんとう)とは、旧日本軍が使用した軍備用の刀剣類の総称。戦闘や指揮時の装備品、正装・礼装や儀仗時の服飾用として使用される。刃のつけられていない模擬刀身仕込みの儀礼用の刀剣・短剣類です。
刀の時代による名称
古刀
軍刀(ぐんとう)とは、旧日本軍が使用した軍備用の刀剣類の総称。戦闘や指揮時の装備品、正装・礼装や儀仗時の服飾用として使用される。刃のつけられていない模擬刀身仕込みの儀礼用の刀剣・短剣類です。
新刀
慶長~安永末年頃までのものを新刀と呼び、平和な時代が続いた為、作刀数が少なくなったようです。脇差が多く短刀が少ないのもこの時代の特徴です。
新々刀
天明元年頃以降。
この時期は新刀期には少なかった短刀が多く作られるようになります。
現代刀
明治9年以降。
廃刀令以後の作でも新々刀期の刀工の作は特別保存刀剣以上になっている物もありますが、現代刀工の作は出来が良い物でも保存刀剣に留まっています。
刀剣鑑定書の種類とランクについて
公益財団法人 日本美術刀剣保存協会が発行する鑑定書は、次の4階級です。定められた審査基準、審査規定細則をふまえ審査が行われます。それぞれの審査基準について、一部をご紹介します。
保存
江戸時代までの銘の正しいもの、南北朝時代までの著名刀工在銘の作のもの。無銘でも年代、国、系統が指摘できるもので、多少キズがあっても鑑賞できるものであること。
特別保存
保存刀剣の中で、保存状態がよく「保存」より出来が良いもの。美観を損なうものは除く。
重要刀剣
特別保存刀剣の中で、平安時代以降江戸時代に作られたもの。かつ、保存状態がよく、特に優れた出来で、国が認定する重要美術品に準ずる質を持ったもの。
特別重要刀剣
重要刀剣の中で、保存状態に優れ、特別な出来ばえ、また、国認定の重要美術品の上位と同等のもの。
※その他、古い認定書(貴重認定書、特別貴重認定書、甲種特別貴重認定書)も存在しますが、現在の4種類に比べ、信頼性は低いとされています。