増村益城

買取品目茶道具

1910年: 熊本県上益城郡益城町(旧津森村)田原344に生まれる。
1933年: 上京し赤地友哉(あかじゆうさい)に学ぶ。
1938年: 実在工芸美術会展、日本漆芸院、文展、日展などに出品して作家活動に入り、郷里の先輩高野松山(しょうざん)に師事する。
1956年: 第2回日本伝統工芸展に初入選。
1957年: 「乾漆盛器」で日本工芸会総裁賞
1960年: 「乾漆流水文盛器」で文化財保護委員長賞を受賞。
1978年: 重要無形文化財「漆(きゅうしつ)」（漆塗り）の技術保持者に認定。乾漆の素地(きじ)制作を得意とした。シャープな現代的造形と、伝統的な加飾漆塗りがよく調和している。
1987年: 熊本県立美術館で回顧展が開催された。
1996年: 腹膜炎のため死去。