大和守 安行 | 刀剣 | 買取作家・取扱い品目 | 福岡の絵画・美術品高価買取なら美術品店「豊後」

大和守 安行（やまとのかみ やすゆき、元和6年（1620年） – 元禄8年（1695年））は、江戸時代前期・薩摩国の刀工です。波平安行。本名：橋口三郎兵衛。

平安期より薩摩国谿山郡で続く刀工波平派の57代。新刀波平の祖とされる56代安張の孫です。
波平派は代々大和伝での作刀を続けてきたが、安行は時の薩摩藩主島津家久に命ぜられ伊豆守正房の門下となり相州伝を学びました。

寛文5年（1665年）大和大掾、のち大和守を受領。

安行には4人の息子がおり、四男安国が本家を継ぎました。長男安休は祖父安張の跡を継ぎ坂ノ上で作刀し坂ノ上波平（嫡家）の祖となり、次男安正は分家して谷山・堀に住み堀の波平と呼ばれました。

門人に一平安代の父・一平安貞がいます。