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草間 弥生

1929年
長野県松本市で生まれる
1945年
大戦下に疎開してきた画家らが立ち上げた「第一回全信州美術展覧会」で並み居る顔ぶれの中16歳で入選。
1949年
京都市立美術工芸学校絵画科(現:京都市立芸術大学)を卒業。
1952年
地元の松本市公民館(旧:松本市公会堂)で2度の個展を開く。
1954年
1954年(昭和29年)から翌年にかけ、東京で4度の個展。
1957年
渡米する。活動の中心をニューヨークに置き、ドナルド・ジャッドやジョゼフ・コーネルらと親しくなる。絵画のみならず男根状のオブジェを既製品にはりつけた立体作品やインスタレーションを始め、ハプニングと称される過激なパフォーマンスも実行。
1966年
ヴェネツィア・ビエンナーレにもゲリラ参加し、1960年代には「前衛の女王」の異名をとった。平和・反戦運動にも携わる。
1968年
自作自演の映画『草間の自己消滅』が第4回ベルギー国際短編映画祭に入賞、第2回アン・アーバー映画祭(英語版)で銀賞受賞。また、第2回メリーランド映画祭でも受賞。
1973年
親友でパートナーのジョゼフ・コーネルが死去した。草間は体調を崩し日本へ帰国、入院した。
1978年
処女小説『マンハッタン自殺未遂常習犯』を発表。
1983年
小説『クリストファー男娼窟』で第10回野性時代新人文学賞を受賞するなど小説家としての活動も行っている。小説もその芸術創作と主題がリンクしており、少女時代の幻視体験をモチーフにしたものもある。
1993年
ヴェネツィア・ビエンナーレに日本代表として参加。世界的に再評価熱が高まった。
1996年
国際美術評論家連盟から2年連続でベストギャラリー賞を受賞する。
2000年
第50回芸術選奨文部大臣賞、外務大臣表彰を受ける。
2001年
朝日賞を受賞する。
2002年
紺綬褒章を受賞する。
2003年
リヨン・ビエンナーレに参加。同年、フランス芸術文化勲章オフィシエ、長野県知事表彰を受ける。
2004年
大規模個展が日本を巡回。
2005年
「草間彌生全版画集(1974年(昭和49年)~2004年(平成16年))」を阿部出版から刊行される。
2006年
旭日小綬章。ライフタイムアチーブメント賞。高松宮殿下記念世界文化賞。
2009年
正方形の絵画群である「わが永遠の魂」シリーズの作成を始める。同年にauのiidaブランドの端末をプロデュース。10月、文化功労者に選出される。
2012年
ルイ・ヴィトンとの共同コレクション(マーク・ジェイコブスによるディレクション)を発表するなど、商業分野での活動も盛んに行なっている。
2014年
安吾賞を受賞する。
2016年
文化勲章を受章する。女性画家では四人目。
2017年
「草間彌生美術館」が開館。名誉都民。

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