買取品目彫刻・ガラス工芸
佐藤 忠良
1912年、宮城県黒川郡生まれの彫刻家です。
少年時代を北海道で過ごし、絵画を学ぶために上京するが、ロダン、マイヨール、デスピオなど新しい生命主義の作品に感銘を覚え彫刻家を志す。東京美術学校(現東京藝術大学)を卒業後、新制作派協会(現新制作)を舞台に活躍しました。
1944年に兵役に招集、終戦後のシベリアでの抑留生活を経て帰還後に制作を再開します。その体験から、平凡なごく普通の日常生活の中でほんの一瞬だけ垣間見る「人間の美」を追求した作品を多く手掛ける。
1981年には、パリの国立ロダン美術館で日本人初の個展を開催。その功績により、フランス・アカデミー・デ・ボザールの客員会員に推挙されるなど、国際的にも高い評価を得ています。
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