青木 木米
- 1767年
- 京都に生まれた。若くして高芙蓉に書を学び、頭角を現す。
- 1796年
- 29歳の時、木村蒹葭堂の書庫で清の朱笠亭が著した『陶説』を読んで感銘を受けて作陶を志し(後に木米は『陶説』を翻刻する)、奥田頴川に入門。
- 1797年
- 30歳を境に京都・粟田口に釜を開き評判を得る。
- 1802年
- 5年後には加賀藩前田家の招聘を受け、絶えていた加賀九谷焼の再生に尽力した。陶工としては煎茶器を主に制作。白磁、青磁、赤絵、染付などその作域は幅広い。中国古陶磁への傾倒から、中国物の写しに独自の世界を開いた。文人画系統に属する絵画にも秀作が多い。
- 1833年
- 死去。享年67。
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